inorino310のブログ

好きを繋げていく

多分どうやって生きてもめちゃオモロ人生

ブログを書くのはほぼ1年振りぐらい。
私は熱しやすく、冷めやすいのだ。



久しぶりに書いてみようと思ったのは、めちゃくちゃ暇だから。

多分読んでいる人は今から始まる記事の長さを見て「ウッワーヒッマー」って声に出ちゃうから、1回スクロールして、言ってから再集合してください。



さて、タイトルがダサい。これは適当に考えたから許してほしいが、どう考えてもやっぱりめちゃオモロ人生以外いい言葉が思い浮かばないんです。

内容は暗く感じるかもしれないけど、私がニタニタしながら話してると想像しながら読んでください。

いつでもみんなのネタの提供元。わたし。






遡ること2ヶ月半前。私は旧正月の休暇でバンコクを訪れていました。

旅女子にありがちな「イェーイ最高!」を何回も繰り返し言うほど、バンコクははちゃめちゃに楽しくて、一生休みたいほどでした。ちなみに、相変わらずタイ語話せたし読めたので、やっぱわたしはタイ人かも。レベル的には向井康二のちょい上ぐらい。




さて、私が現実に戻ると、謎の新種ウイルスが流行り始めました。

私はバンコクから戻ったら直ぐに別の国への出張の予定が入っていたのですが、どことなく不穏な空気が流れ始めました。

結局その国が入国禁止になり、2回の延期を経て中止になりました。





あ〜本格的にやばいんだ。これやばいやつ。みぞうう。みぞゆ。未曾有。



私が住んでいる国でも、旧正月が終わったにもかかわらず、授業が再開されることはありませんでした。(※私は教師)

世界からマスクが消え、日本からトイレットペーパーが消え、私の推しはラジオでトイレットペーパーマンを流しましたが、まだWHOもそんなに危険視していない状態が長く続く中、私の住む国では日に日に規制が厳しくなっていきました。






私はどの国の対応が正しいとか正しくないとか、あんまりわかりません。

だって、政治体制も、経済規模も、国民性も違うんだから、お互いに批判し合うのはナンセンスなんじゃないかって。


でも、私が住んでる国ではとにかく政府の馬力が凄くて、法案をガンガン出しまくって、バンバン規制しまくって、なんなら感染者の実名と住所も全部公開しちゃう系イケイケドンドンでした。(※今は公開されていません)



国民も政府をすごく信頼してるし、成果もそれなりに上がりました。



しかし、問題点が1つ。

外国からの入国者です。これには自国民も含まれるのですが、なんせわかりやすいのは外国人。






私はこの国では外国人です。

ある時を境に、外で日本語を話すと、すごい目で見られるようになりました。

明らかな差別ではないですが、私を避けるように歩くし、公共交通機関でも乗車拒否などもありました。

車からコロナと言われることもありました。

最初は「は?めちゃうざ……私はここに住んでる人やで」と思っていましたが、なんせ現地語が話せないので、観光客っぽさは否めませんでした。

ちゃんと勉強しとけばヨカッタネ。






街からはだんだん人が消え、開いている店も少なくなってきます。

毎日のように街を封鎖するという噂が流れ、外出していると職務質問されると言う話もちらほら聞きました。






少しずつ肌で感じる危機感。

ほとんどの外国人は、政府の発表は大使館の連絡を待たなければ理解ができません。



知らないところで刻一刻と変わる情勢に言いようのない不安を感じ始めます。





政府は「外国人が多く集まるところの検疫を強化する」「外国人の身元調査を行う」など、外国人を対象に様々な措置を取りました。




また、街の中では建物の出入口では検温と消毒を徹底して行うようになりました。





この頃から、『あれ?この国、多分だけど、そのうち外国人のこと排除するぞ?』ということが頭に浮かび始めました。





差別ではなく、感染予防のための対策として、確かに大切なことだと思います。

実際日本でも帰国者の感染が増えていますよね。









でも、私はずっと住んでる人だから。


大丈夫。大人しくしてたら何も問題ない。
















まぁ、そんなはずもなく。

















まず、私は3月でビザが切れるため、旧正月前から新しいビザの申請をしていました。

何故か旧正月明けに1回申請書類なくしたからもう1回書いて〜と言われ(これはよくある)、はいは〜いと言って出したのが2月頭。






しかし、待てど暮らせどビザの知らせが来ない。





3月の中旬になってもビザが来ない。


まぁね、前回もビザ切れる1週間前に届いたから。

今回もそうなんだろうと。






さぁ、3月もまもなく終わる3月23日。

ビザが来る!と言われました。

字だけ見るとピザ🍕食べたい。ごめんなさい。



申請書類を出してから、ビザあげるよ〜のお知らせが来たら、パスポートを渡す仕組みです。


月曜の朝パスポートを渡して、数時間後。















「ビザ出ないわ!!」



















「は??????????」






















は?????????

じゃん。大丈夫?理解ついてきてる???





なんか、外国人全てにビザ査証を停止するという法案が出ていて、それは新規入国者だけだと言われていたんです。


日本人は年度末だから、3月更新の人が多くて、そのほとんどが私のように長らく放置されてたんだと思うけど、みんな結局その法案に引っかかり、更新できない人が続出しました。



代理の簡易ビザは出るという話でしたが、ちょっっっと待って。そういうことじゃない。
















めちゃコワじゃない??????????

だって、ビザあって、そこに住んでた人のビザ更新だよ??????持ってたやつ更新するだけだよ???????なぜ?????出ない?????ビザは何のためにある?????








そして速攻決意。















『ワタシ 帰る 日本』














そうと決まれば飛行機の調達です。

そんな高いの乗ったのいつぶりだよって感じの飛行機取れました。










さてここで問題。

パスポートさっき預けたよね???????

パスポートどこ行った?????

















正解は………………




なくなった🤗テテ-ン






なんか1000冊の中に埋もれちゃって、見つからないってさ\(^o^)/さっき渡したのに!ナニソレ!



ちなみに翌日返ってきました。いや、当日返ってこいよ。












24日、謎の噂を聞く。














「なんか、欠航続出してるらしいよ。空港に行って判明する無慈悲がレベチの欠航。」
















は?????????????














急いで航空会社に電話するも、コードシェア便なのでどちらの会社も「うちではわからない」と言う。




埒が明かないので空港へ行き、カウンターのお姉さんに聞くも「わからない」と言われる。

空港までの交通費返せ。








てか、わからないなら飛ぶんじゃね?


と思ったけど、怖いのでダブルブッキングで28日の最後のチケットを抑える。

いろんな予防線を張れば、どこかしらで帰れると思った私の判断でした。






出発日前日、とりあえず国際電話かけまくって、3000円が消えた頃、ついに『欠航』のお知らせを掴む。

何だこの達成感は。

そして何だこの脱力感は。











この頃から私の歯車はどんどん狂っていきます。











この欠航は26日深夜のこと。

急いでマンションを延長して、あー28日飛ぶかな〜。

そんな心配をしながら仕事を続けます。











ん……?


外務省メール???????






ん……?水際対策?????



ん……………………………………????????


新たに特定地域からの入国者に隔離と公共交通機関の使用停止を要請する………………?????






私の国もある????????





いつから????????







28日の0時発から\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/パ-ティ-









ヘーーーーイ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/









そして今どこにいると思う??????


日本のとある空港近くのホテル\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/



イェーーーーイ!!!!2週間隔離されるよワタシ〜!!!!!イェイイェイパフパフ!!!






日本に到着して、検疫官にマンツーマンで見守られながら書類を書きました。

なんか意味があるのかないのかよくわからないような質問事項にチェックを入れ、滞在先なども完全自己申告。


そして、

『毎日体温測ってくださいね』

と言われる。





普通海外から帰ってきた時、体温計持ってる???

持ってないよね??

普通持ってるの??????

私は持ってないよ!!!!!!!!!!!






今からショートコントするね。

わたしと検疫官のショートコント!「体温計」





わたし「あの〜体温計ないんですけど……」

検疫官「体温計ぐらい自分で買ってください」

わたし「え、わたし隔離なのに体温計買いに行っていいんですか?厳しい国にいたからその辺わからないんですけど。」

検疫官「あくまで要請なので」

わたし「要請」







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わたしと検疫官のショートコント!「待機場所」


わたし「わたしホテルのチェックイン3時なんですけど、今は朝なので、どこか特別な待機場所があるんですか?」

検疫官「いえ、ありません。」

わたし「え、部屋にすぐ入れないならホテル行かない方がいいですよね?空港にいた方がいいです?」

検疫官「好きな方でいいんじゃないですか」

わたし「好きな方」




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わたしと検疫所のショートコント!「バス」



検疫官「普通のバスには乗らず、専用シャトルバスに乗ってください」

わたし「シャトルバス」

🙂🙂🙂真面目に待つこと40分🙂🙂🙂

警備員「ここでなにしてるんですか?」

わたし「バス待ってます」

警備員「へ??????」

わたし「へ??????」

警備員「ここバス来ませんよ」

わたし「ふ??????」

案内所のお姉さん「えーなにこれ初めて見た!(私のバスの案内を見て)」

わたし「初めて見た」

🙂🙂🙂確認してもらうこと5分🙂🙂🙂

案内所のお姉さん「これ、30分に1本じゃなくて、1時間に1本らしい!」

わたし「1時間に1本」

案内所のお姉さん「同じ便の人たち待ってなかったの??」

わたし「同じ便の人たちいないですね🙄帰ったかも🙄」

案内所のお姉さん「(察し)」






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私の理解力不足なのか、日本語が上手く通じなかったのか、ちょっっっとよくわかりませんが、日本、、、、がんばれ。










とりあえず私はホテルの部屋で友達とZoomで喋り倒したので1日目からハッピーエンジョイライフです。

外国での隔離は本当に厳しくて、同じような隔離に怯えていましたが、なんか拍子抜けです。








もちろん、私は出歩く気はないし、月曜日から普通にリモートワークです。

私が感染源になることだってあるし、そもそも私呼吸器系ょゎょゎだし。


何ヶ月後かに、あ〜なんて災難だったんだて思い出せるぐらい、不思議な体験をたくさんできました。

基本的に毎日オモロい。


何があるかわからんのが、生きてるって感じするよね!

とりあえず、早く家帰りたいよ!!!!!

心配し過ぎず、過敏になりすぎず、最低限のエチケットを持ち、美味しいものを食べ、大好きな人達と話して、ストレス溜めずに過ごしましょう。





みんなご自愛ください〜ませ〜!!!!!!!!!











(要約:4ヶ月ぶり、日本なうです。)