海外で暮らすとなんか全てがどうでもよくなるっていうのは事実
今日は日本以外での暮らしについて書こうかな。
みんなもご存知の通り、私は生きるネタ人間なので、基本的に国がどこだろうが毎日はちゃめちゃにおもろいんだけど、やっぱり海外で暮らすのは刺激的でクセになるよ。
『異文化を体験できる!』
とか
『自分の世界が広がる!』
とか、留学にありがちなキャッチコピーでもなく、
『海外では〜』
みたいな日本sageも一切ない、
『は〜〜〜〜もう健康に生きられたら最高ハッピーだねぇぇぇぇ楽し〜〜〜〜』
って思考にさせてくれる私の楽しい毎日について書くね。
楽しいこと①やたら絡まれる
海外旅行でもよくあると思うけど、現地の人がめちゃ絡んでくる。
まぁ観光で行くと8割ぼったくりに合う危険性があるかもしれなくて、安心して楽しく会話できないと
思うけど、住んでるとお土産買わないからさ。
とりあえず、街中でめちゃくちゃ絡まれる。
絡まれエピソードその1『名前聞かれる』
外国人ってだけで珍しいのに、毎日通勤で通ったり、買い物に行くと、国と名前をセットで聞かれる。
私の顔は中国人か韓国人に見えるらしいので、国は一応日本と答えるんだけど、名前を教える義理はないのでいつも【あゆみ】と答えるようにしている。
全国のあゆみ、勝手に使ってごめんな。
至る所であゆみと名乗っているので、変なあゆみの噂が立ってたら申し訳ない。
でも、むやみに本名教えるのは危ないから、旅行に行くみんなも気をつけてな。
絡まれエピソードその2『とりあえず話したがる』
私は英語力中学生止まりの人間なので、これが本当に困るんだけど、外国人見つけたらとりあえず喋りたくてうずうずしてる層が絶対いる。
英語で話してくれるならまぁいいんだけど、とりあえず外国人と絡みたくて仕方がない人達がどの国にもいて、現地語でだる絡みしてくる。
いや、楽しいからいいけど、ぜんっっっっぜんわからんからわたしは「いぇーい!」って言うしかできないんやけど。
最近笑ったのは、スーパーで現地人がわんさかいる中、わざわざ私に「このインスタントラーメンって中に野菜入ってる?」って現地語で永遠に聞いてくるおばちゃん。
いや、私以外に聞いた方が答え早く知れると思うよ。多分野菜入ってないけど。
絡まれエピソードその3『すぐ彼氏いるか聞かれる』
「よっ!元気?」「最近暑いな〜!」みたいなノリで「彼氏いる?」って聞かれる。
別にナンパでもなく、大して知りたいわけでもなく、これは挨拶。
サイドメニューとして「何歳?」と「給料いくら?」と「体重何キロ?」もある。深い意味は無い。挨拶なので。優しく笑顔で教えてあげましょう。
ちなみに同じ質問を返すとたいてい無視される。
絡まれエピソードその4『仏』
これは海外旅行に2週間行った時の話なんだけど、ホテルに行くまでの道に迷ったとき、酔っ払いのおじさんが助けてくれて、一緒に電車でホテルまで行ってくれたの。
それを見てたお兄さん、私とおじさんを尾行してホテルを特定して、フロントに電話番号を渡す。
フロントの人が「とりあえず電話してみようぜ!」っていう。
お兄さん来る。
何故かカフェでお茶を飲む。
お兄さんニット帽に「仏」って書いてあって、仏教の素晴らしさを私に教えてくれる。2時間経つ。
名前はあゆみ!ナイストゥーミートュー!って伝えて、何事もなく別れる。(あゆみの起源)
その帰り道に、別のお姉さんに宗教勧誘されたので、とりあえずお兄さんに聞いた「ブッダ」の話をする。
お姉さんへぇ〜って聞いてくれる。
名前はあゆみ!ナイストゥーミートュー!って言って別れる。
楽しいこと②なんかよくわからん
とりあえず、思った通りにはならない。自分の常識は世界の非常識。
わたしは「ふつう〇〇やん!?」って思考は日本のタンスの中にしまっています。
だって普通なんてないもん。
なんやそれその1『全部Facebook』
とりあえずアジア圏で絶対的な権力を持つFacebook。Facebookさえあれば勝ち。
仕事の大事なお知らせもFacebook。
お休みの報告もFacebook。
私が知らないところで撮られた写真も勝手にFacebook。
とりあえずFacebook。
深夜1時に「何してる?」ってFacebookでメッセージしてくる。
寝てるよ。
なんやそれその2『お釣りはない』
店もタクシーもどこでもそうだけど、お釣りがあると思うなよ。という強気な姿勢。
店がお釣りないから買えないことも結構多いし、お釣りないから少額なら「釣りは要らねぇよ」をめちゃくちゃ言う。
あと店員さんお釣りなくて困ると自分の財布持ってきてそこからお釣り出す。
それでも足りなかったら、他のバイトに声掛けてみんなで協力してお釣りくれる。
え、お金合う?大丈夫?自分がいくら払ったか覚えといてな……喧嘩せんといてな…………って毎回心配になる。
昔は細かいお釣りなかったら、お札破いて渡してたらしい。
お札を破くとは。
なんやそれその3『歩くだけで命懸け』
私はアジアを中心にいきてるけど、とりあえずだいたいどの国も道から針金出てる。
あと雨降ると地雷が爆発する。(ブロックタイルの道の下に水が溜まって、踏むと水が跳ね上がる)
あとすぐ洪水になってびしょびしょになりながら歩く。
でも下に気を取られて上を蔑ろにすると、電線がぶら下がってることもあるし、道路標識がめちゃくちゃ下にあったりするし、マンションの窓から水が捨てられることもあるので、とりあえず上見て下見て上見て下見る。
上と下ばっかり見てると、前が蔑ろになるので、前からスマホ触りながら運転するバイクが来るかもしれないし、道が陥没してるかもしれないし、木が倒れてるかもしれないし、サッカー観戦で公道に椅子並べてみんなでテレビ見てるかもしれない。
後ろからは野犬が追いかけきたり、変なおじさんが韓国語で絡んできたり、前を見ていないバイクが追突してきたりするかもしれない。
とりあえず明日も生きるために頑張って歩く。
だいたい足元泥だらけ。
楽しいこと③人とめっちゃ関わる
とりあえず朝起きて、その辺で朝ご飯を買って、職場でコーヒー飲みながらみんなで食べる。
仕事して、疲れたらみんなで果物食べる。
昼ごはんの時間は絶対ちゃんと取らなきゃ現地人たちに怒られるし、遅くまで仕事してるとワーカホリックだな〜!って笑われてご飯に連行される。
夜は特にすることもないし、ボーッと窓の外を見たり、近所の人とみんなでおしゃべりをする。
休みの日も特にすることがないので、近所の人とお茶飲んだり、海が近ければ海へ行ったり、アパートの守衛さんとカラオケをしたりする。
別に言葉は話せないんだけど、とりあえずニコニコしてればみんな優しいし、すぐ仲間に入れてくれる。
平和その1『アパートの受付のおばちゃんとお茶タイム』
昔住んでたアパートはフロントがあって、いつもおばちゃんがニコニコしながら座ってたのね。
私も夜ひまな時さびしいし、言葉わかんないけどいつもお菓子持ってロビーのソファでムシャムシャ食べてたら、いつの間にかおばちゃんがお茶入れてくれるようになって、おばちゃんの他にお姉ちゃんもお菓子持ってくるようになって、謎の女子会をよく開いてた。
別に何話すでもないけど、おいしいねぇ〜って言うだけのお茶会。
平和その2『悩み相談』
マッサージ屋とか、美容室とか、長時間一緒にいると、みんなすぐお話してくれる。
言葉がちょっとわかる国だと、みんな何故か悩み相談してくることが多くて、私も「タイヘンダネェ〜」とか「アラ〜」とか、日本語で返す。
悩みの種類もいろいろで、息子に彼女ができないとか、お父さん出ていっていなくなったとか、最近隣の隣の店で殺人があったとか、なんかいろいろでおもしろい。
平和その3『カラオケ』
誕生日会はカラオケ、パーティーはカラオケ、結婚式もカラオケ
とりあえずカラオケ
現地人とカラオケに行った時は現地のカラオケボックスで歌える曲がなかったけど、勝手に歌を予約され、「ハイ!これは英語の歌!」って流れてきたのはスペイン語の歌だった。
よくわからんけどみんなで踊りながら歌った。
大事な書類をなくされることだってあるし、
頼んだこと何もしてくれないことなんてしょっちゅうだし、
すぐ人の物盗るし、
差別だってときどきされるし、
外国人だからって悔しい思いすることも多いし、
まぁ、毎日楽しいことばかりじゃないけど、そこで怒っても誰も何も助けてくれないし、
とにかく何でも「ハ〜〜〜〜〜〜〜〜おもしれ〜〜〜〜〜生きてる〜〜〜〜!」って思うようにしてる。
私は元々神経質で何でもすぐ怒って、暗〜い性格だったけど、なんか予想できない毎日を過ごした結果、世の中上手くいくことなんてないよな〜楽しんだもん勝ちだな〜って結論に至った。
嫌なこと、悲しいこと、辛いことを忘れろとは言わないけど、不条理なことも頭の中で「アハ〜〜〜〜!!!!」って言っておけば、いつか終わるし、いつかネタになるよ。
みんな!!!!!時間があれば私の家に遊びに来てね!!!(どういう終わり方)